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サポートスラム5.スタンミエンチャイスラム

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スタンミエンチャイスラム

■小学校が突然の廃校

アジアで最も知名度があるのが、映画の題材にもなったフィリピンのスモーキーマウンテンなら、そのカンボジア版とも言われているのがこのスラムです。
プノンペン中から毎日集められるゴミ山から使えそうなものを拾っては売る生活。大人だけでなく、子供も一緒にゴミを拾う仕事で生活をしています。

私たちは元々このスラムの子ども達を半日だけ保護している学校を支援していました。しかし2016年に、この学校のオーナーが何の相談もなく土地を売ってしまい、学校は突然無くなってしまったのです。次の学校がいつできるのか未定ですが、それまでは子ども達が暮らすスラムの方を訪問することになりました。

■スラムの風景

突然廃校となってしまった小学校。いつもみんなで楽しく過ごしていた場所、悲しくなります。

スラム行くといつも学校で遊んでいた子ども達がいました。
「こういう家に住んでいたんだ」と改めて感じるものがあります。

辛い時期でしょうが、笑顔を見れて少し安心しました。

たまに地域のNGOが施設のスペースを貸してくれるので、ここで友達と遊べます。
しかしこの施設も半年後には、企業に売ってしまうことが決まっています。

家の庭はゴミだらけ。衛生上とても心配な環境です。

昔はここが広大なゴミ捨て場でした。遠くに見える新しい屋根は、オーストラリアのNGOが建ててくれた家。ここを低額で貸してくれているそうです。

工場です。この中は作業場と居住スペースが一体となっています。

スラムの生活をたくさん教えてくれたメットさん(49才)子供が5人いるのですが、離婚してしまい、
2人の子供はドラッグをやってしまっているとのこと。苦労が絶えません。

遠くの学校に通っている子もいました。帰り道はゴミを拾う仕事をしながら生活を支えています。

こんなに小さい女の子が、こんなに重そうなリヤカーを引いていました。
いつも学校で見ていた姿とは別人です。

このスラムの多くの親は、子供が学校に行くことに賛成ではありません。それは子供も重要な労働力として考えているからです。 強制的な児童労働や虐待も後を絶たない地域。そこでせめて半日だけでも保護していたのが、廃校となった学校でした。
子ども達が住んでいる環境、労働する姿を見て、あらためて多くの問題を実感することができました。
新しい学校の建設は、オーストラリアのNGOが検討しているとのことでした。なるべく早く学校ができて、子ども達がまた勉強できるよう、たくさん遊べるよう祈るばかりです。


バナースペース

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