CHANGスクールというのは、資金や物資の提供だけでなく、子ども達の生活や将来までを応援する教育機関のことです。
ラオスでは、長年サポートを続けているワット・シーアンポン小学校と、建て直しを行ったドンナクン小学校、そしてドンナクン小学校の敷地内に建設しているCHANG幼稚園。
この3ヶ所がCHANGスクールとなり、私たちと連携しながら運営をしております。
国連基準では後発途上国(最貧国)に分類されるラオスですが、人々はとてもまじめで、働き者です。
その子ども達も礼儀正しく、きれい好きで、元々持っている性格や能力はとても高いものがあります。
このCHANGスクールで、困ることなく幼児教育と小学校教育が受けられ、高校や大学に進学してくれることを願っています。
そして将来はラオスを最貧国から脱却させてくれるような、国や地域のリーダーとなる人材が育ってくれたら何よりです。
2012年からラオスの首都ヴィエンチャンにあるワット・シーアンポン小学校のサポートを始めました。
始めに貯水槽の設置から始まり、浄水器を修理し、水道を整備。
その後、校舎のペンキを塗り替え、校庭にテーブルとベンチを設置、冷蔵庫なども備品もそろえていきました。
子ども達へは訪問するたびにボールや縄跳びをプレゼントし、おそろいのユニフォームも着てもらえるようになりました。
主に警察官など公務員の子が多いのですが、ラオスでは公務員の給料は良くなく、最貧国の中でも更に低所得世帯の子ども達が通っています。
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ワット・シーアンポン小学校のラダワン校長の出身地にある小学校です。
2019年に校長から「地元の小学校を助けてほしい」と相談を受けました。
一見、校庭も広く日当たりも良いきれいな学校ですが、実際には屋根が腐ってしまい、いつ崩れ落ちてもおかしくない危険な状態だったのです。
親も自分の子供をそんな危険な場所に通わせるわけにはいかないと、次々と子ども達は他の小学校へ転校してしまったのです。
親しい校長からの切実な相談であり、危険な場所に子供を通わせるわけにはいかないと、2019年暮れからに私たちで建て直し工事を行ったのです。
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そして、ドンナクン小学校は屋根が崩壊寸前だったことと、もう一つ大きな問題がありました。
それは、この地域に幼稚園が全くないということです。
幼稚園がなければ、多くの母親は子供を預けることができないので、働きに出れないのです。
ただでさえ収入の少ない世帯で、小さい子供がいて、働くこともできないのでは家計は苦しく切実な状況。これは村全体の大きな悩みでした。
そこで2019年暮れに、小学校の建て直しと同時に、この小学校の敷地内にCHANG幼稚園を新築したのです。
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※CHANGスクール(関係施設)への突然の訪問には対応しておりません。
ラオス政府から、セキュリティの強化と、子ども達の通常の生活を確保するよう指導されております。
外部の方が入れるのは、CHANG日本人スタッフと同行、もしくはツアーでの訪問だけとなっております。
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