タイのサポート施設6【ラチウィティー ガールズホーム】

施設より

  • 女の子だけなので、シャンプーや石鹸などは常に欠かさないようにしたいと思っています。
  • 今は飲料水の質が悪くなり困っています。浄水器が必要です。
  • 日本は美しく魅力的な国です。助けてくれる日本の皆さまに感謝します。

女の子だけ400人

5歳から18歳の女の子だけが暮らしています。寮は全部で18棟もあり、 全部で400人以上が暮らしているとても大きな施設です。

全員のお昼ご飯だけでも15,000B(日本円で約45,000円以上)が必要です。女の子だけなのでシャンプー代なども結構必要になるとのお話しでした。

歴史も古く、1890年にタイ初の児童養護施設として設立され、その後何度か引越しと名称の変更を繰り返し現在に至っています。

卒業後は大学へ行く子、または就職する子と分かれますが、進学する場合の学費もこの施設で出しています。タイでは成績が優秀だと学費が安くなる制度もあるので頑張ってほしいですね。

施設の風景


ラチウィティーガールズホーム

畑に囲まれた静かな場所。バンコク中心部の雑踏から離れた落ち着いた空気です。


ラチウィティーガールズホームの建物

建物は、白、ピンク、ブルーで、とても可愛らしい色です。


ラチウィティーガールズホームの寮

こうした寮が18棟あり、1ヵ所につき20人から25人が生活しています。
そして各棟には1人の寮母さんも一緒に生活し、母親代わりとなっています。


ラチウィティーガールズホームの行事

すごい元気です。文化祭、運動会、行事が盛りだくさん。

ラチウィティーガールズホームの子ども達

ラチウィティーガールズホームの子ども達

お絵かき中。家族の絵を書いてるようです。

ラチウィティーガールズホームお祈り

熱心にお祈り。タイの人は本当に信仰が深いです。子供のころからこうした習慣があるからでしょうね。

ラチウィティーガールズホームの生活

朝礼です。とても規則正しい生活をしています。

ラチウィティーガールズホーム部活

部活動も盛んです。この子たちは美術部かな。

タイの児童養護施設

歴史も古く前身は1890年から。タイで初めて設立された児童養護施設です。


ラチウィティーガールズホームの昼食

子ども達と一緒にお昼ご飯を食べたい人は予約して下さい。
人気あるから2ヶ月待ちだそうです。


ラチウィティーガールズホームパソコンの勉強

パソコンの勉強中。タイはITがとても盛んなので、必ず将来の役に立つでしょう。


子ども達には、社会貢献活動も教えており、高齢者施設、障碍者施設への訪問も行っています。

そしてレクリエーションも豊富です。タイの旧正月を祝うソンクラン祭り、仏教国で年1回行うウェーサーカ祭り、元旦、子供の日、スポーツの日などは盛大にお祝いしイベントに参加しています。

学校そのものの行事も多く、部活もあり、また音楽、タイ舞踊、絵画、料理など女の子が好きな授業もたくさん取り入れています。どのイベントも女の子ばかりで賑やかですね。

しかし年頃の女の子。悩みを抱えた子も多いようで、 当日も学校には行かずに、職員室でずっとうつむいている子が2人いました。元気になってほしいですね。

施設概要

名称 ラチウィティー ガールズホーム
所在地 タイ バンコク県ラチャウィティ区
運営 社会的発展・安全保障省
設立 1948年
子供の人数(男女比) 406人(男0%:女100%)
子供の年齢 5才~22才
スタッフの人数 80人
孤児院に来た状況 孤児、虐待されていた子供、親に捨てられた子供等。
どのような人に育ってほしいか 徳が高く立派な社会人に育ってほしい。
特に教えたい教育 英語、家庭科
進路 大学まで希望
進路先の学費 大学まで支援しています。
子供達はどんな仕事を目指しているか 医者、看護婦
実際に卒業生はどんな仕事をしているか 秘書、工場スタッフ、教師
子供達が好きな遊び ダンス、音楽、テレビ鑑賞
足りない物資 基本的生活必需品(シャンプー、歯ブラシ、洗剤、石鹸、等)
必要な備品 浄水器・飲料水道の設置
修理したい場所 校舎・教室
食事の問題 飲料水の質が悪い
医療の問題 ありません。
精神的な問題 愛情が足りない、うつ病
教育上の問題 教育スタッフが足りない。
その他、学校が抱える問題 資金不足
日本人は来ますか あまり来ません。
どの国からの支援が多いですか シンガポール、中国、アフリカ、イギリス、アメリカ
次に来た時に求めるもの 歯ブラシ、洗剤、石鹸、電気機器がほしい
日本(世界)に伝えたいこと 日本は魅力的で美しい国です。私たちを助けたいと思ってくれる日本の方に感謝します。
当日対応者 エンさん
後日詳細対応者 パシャリン レックラーさん

※以上は実際に行って直接お伺いし、更に後日、現地人スタッフが電話やメールで再確認したもの、または施設のホームページやパンフレットに記載されている内容で構成されております。
それでも翻訳者の解釈や現在の状況によっては、若干内容が変わっている可能性もあります事ご了承下さい。


※当ページに掲載してある写真は、全て当財団が撮影したものです。
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