ベトナムのサポート施設2【ロン ホアン】
施設より
- 食欲旺盛な男の子ばかりなので、お米、砂糖、醤油などが常に足りません。
- 政府からの援助はありません。お寺だけで運営しています。
- 高望みをすることなく、とにかく普通の人に育ち、普通の家庭を持って、普通の生活ができるようなってくれれば充分です。
男の子だけ90人が生活、お寺の孤児院。
約100年の歴史があるお寺が運営しています。
子供を育てるようになったのは20年ほど前から。
関係のお寺である、ファヴォ寺が女の子だけの施設に対して、こちらは男の子だけが生活しています。
お寺が子供を預かるようになると、お寺の敷地に子供を置き去りにして行ってしまう親が後を絶ちません。
施設にいた多くの子が捨て子だとのことでした。
元気な男の子ばかりなので、食欲も旺盛です。
その分、お米や食材が常に足りないのが悩みです。
施設の風景

100年の歴史あるお寺が運営しています。

スタッフもお坊さん。将来はお坊さんになる子も多いそうです。

一部屋に2段ベッドが10台ほど。
各部屋にお母さん代わりの女性スタッフが一緒に生活しています。

1つのベッドに2~3人が仲良く昼寝してました。

数人の子は勉強が嫌いだそうですが、あとの子はみんな一生懸命勉強してるそうです。

子どもが勉強したい科目があればどんどん教えてあげたいと言っていました。

お坊さん以外の男性スタッフもいました。お父さん代わりです。

やっと歩けるようになった子。小さい子もたくさんいます。

敷地が広いので充分に走り回れます。サッカーが人気です。

男の子だけの施設ですが、近所の女の子が遊びに来てました。
施設の子ではなくても、誰でも気軽に入れるお寺です。
育ちざかりの男の子はとても元気、そして手もかかります。
その為かお母さん代わりの寮母さんのようなスタッフがたくさんいました。
一部屋に2段ベッドが10台ほどあり、全ての部屋で担当の寮母さんが、一緒に寝泊まりしていました。
おそらく10人くらいの女性スタッフがいる様子でした。
子ども達には、たくさんの夢があります。
医者や教師、ツアーガイド、エンジニア、こうした夢が実現できるよう一生懸命に育てていますとのことでした。
施設概要
名称 | ロン ホアン (LONG HOA) |
---|---|
所在地 | ベトナム ホーチミン市 7区 |
運営 | ロン ホアン寺 |
設立 | 1994年~ |
子供の人数(男女比) | 90人(男の子だけ) |
子供の年齢 | 4才~22才(大学まで) |
スタッフの人数 | 15人(それ以外に寺に勤務している僧侶が複数います。) |
孤児院に来た状況 | 両親がいない、片親がいない、捨て子 |
どのような人に育ってほしいか | 普通の家庭、普通の生活ができる人 |
特に教えたい教育 | 外の学校に通っているので、そこで一般的な教育は受けていますが、子どもが勉強したい科目があれば強化していきたいと考えています。 |
進路 | 大学まで進学する子もいる。 |
進路先の学費 | 寺が出します。 |
子供達はどんな仕事を目指しているか | 医者、教師、ツアーガイド、エンジニア、色々な夢を持っています。 |
実際に卒業生はどんな仕事をしているか | 色々な仕事をしているが、工場に勤務する子が多い。 中にはお坊さんになる子もいます。 |
子供達が好きな遊び | サッカー |
足りない物資 | 米・砂糖・醤油など。 |
必要な備品 | 食材 |
修理したい場所 | |
食事の問題 | 充分な量ではないが、一日三食出せている。 |
医療の問題 | 軽い病気なら施設の看護スタッフが診ている。 |
精神的な問題 | ここの生活に慣れた子は、精神的にも落ち着いています。 |
教育上の問題 | 学校に通っているので大丈夫かと思っています。 |
その他、学校が抱える問題 | 資金不足。お寺だけで運営しているので、足りることはないです。 |
日本人は来ますか | 日本人は時々来ます。 |
どの国からの支援が多いですか | ベトナム |
次に来た時に求めるもの | お米、砂糖、醤油 |
日本(世界)に伝えたいこと | また子供と遊んでください。 |
当日対応者 | ファン ヴァン ギーさん(僧侶)PHAM VAN GHI |
※以上は実際に行って直接お伺いし、更に後日、現地人スタッフが電話やメールで再確認したもの、または施設のホームページやパンフレットに記載されている内容で構成されております。
それでも翻訳者の解釈や現在の状況によっては、若干内容が変わっている可能性もあります事ご了承下さい。
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