ラオスのサポート学校2【CHANG・ドンナクン小学校、CHANG幼稚園】
施設より
- 屋根が腐ってしまい崩壊しそうです。多くの子供が転校してしまいました。
- 国からは、校舎の修繕や備品の費用は出ませんので、自分たちで何とかしなければなりません。
- 近隣に幼稚園が全くなく、女性が子供を預けて働きに出れないと困っています。
崩壊寸前だった小学校をCHANGが建て直し、幼稚園も建設
ドンナクン小学校は、2019年からCHANGスクールに入りました。
ワットシーアンポン小学校の校長の地元の小学校で、ドンナクン小学校の校長とは姉妹のように親しい仲です。
一見、きれいな校舎に見えるのですが、実際には屋根が腐ってしまい崩壊寸前でした。
危険な学校に通わせるわけにはいかないと、多くの子供が他の小学校へ転校してしまったのです。
長年親しくさせて頂いている校長からの頼みであり、校舎が崩壊しそうという切実な状況であったことから、2020年1月から屋根の改修工事を進め、更に敷地内に幼稚園の建設も始めました。
このプロジェクトは、2020年3月に完成しました。
工事の経過や完成した校舎、村全体で盛大に行われたセレモニーの様子は
プロジェクト2020.1~【ラオスの小学校建て直しと幼稚園を建設】からご覧ください。→
建設の風景
建て直す前の施設風景
シーアンポンの校長の紹介で、2019年からCHANGスクールに入りました。
きれいにも見えるのですが、実際には屋根が腐っていて崩壊寸前でした。
ドンナクン小学校の校長、シーアンポン小学校の校長の妹分です。
校庭がとても広くて、日当たりも良いので、思いっきり遊べます。
1年生から5年生まで、現在55人が通っています。
校庭の隅にあるハンモックがお気に入り、必ず誰かが揺られています。
お寺から通う男の子が一人います。いつもニコニコしているかわいい小僧さん。
女の子はみんなで手を繋いで、これはラオスで流行っている遊びです。
二人の校長、副村長、政府の教育担当責任者とミーティング
完成後の施設風景
建て直したCHANG・ドンナクン小学校です。
きれいなグリーンの壁と屋根に変わりました。
右が小学校、1年生から5年生まで52人がここで学びます。
左が幼稚園、来年からたくさんの子が入園してくれるでしょう。
ここはトイレ、個室が6ヵ所もあります。前は古くて暗いトイレだったので、みんなとても喜んでいます。
幼稚園の校舎には図書室もあります。
子ども達は読書が大好き、日本や世界の本も増やしていく予定です。
子ども達が幼稚園に通えるようになって、母親が働きに出られるようになったと、村全体が喜んでくれました。
コロナの影響で完成セレモニーの2日後から休園となってしまいましたが、今は再開されて、 園児たちはノビノビと過ごしています。
これからは私たちのラオス拠点にもなりますので、一緒に運営していくのがとても楽しみです。
ここでのスタディツアーも開催しますので、是非ご参加下さい。
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