【ラオスの小学校建て直しと幼稚園を建設】2020.1~
ドンナクン小学校の建て直しと、CHANG幼稚園を建設します。
■活動報告①(2020年1月)
2019年にワットシーアンポン小学校の校長の紹介で、CHANGスクールになったドンナクン小学校。
この時は屋根が腐ってしまい崩壊寸前。多くの子供は他の小学校へ転校してしまいました。
そしてこの地域には全く幼稚園がなく、母親たちは子供を預ける場所がないので、働きに出ることができないというのは、村全体の悩みでした。
この切実な状況を聞き、実際に何度か現地を訪問しました。
そして大好きなラオス、校長、そして何より子ども達のために、小学校の建て直しと、幼稚園の建設をスタートさせたのです。
2019年からCHANGスクールとなっている、ドンナクン小学校。
ペンキもきれいに塗られていて、外観からは問題を感じることはありません。
そしてこの小学校は校庭がとても広いのが特徴です。
私たちもここで子ども達とサッカーをするのが、とても楽しみなんです。
しかしよく見ると大きなヒビが入っています。
雨やシロアリで木製の屋根が腐ってしまい、いつ崩れ落ちてもおかしくない状態。
危ない学校に通えないと、多くの子供は転校してしまいました。
今は全体で50人ほどの子しか残っていません。たくさんの空いた席が寂しいです。
そしてもう一つ大きな問題は、この地域には幼稚園がないということです。
母親は子供を預ける場所がないので、働きに出れないのです。これは村全体の悩みでした。
数回の視察の後、最終的には村長と行政の教育担当責任者とも協議。
その結果、私たちはこの小学校の建て直しと、新たな幼稚園を建設することを決めました。
工事期間中は臨時教室として、直ぐとなりの工場をお借りすることができました。
勉強が中断しないのは何より。村全体の協力がありがたいです。
そして幼稚園は、小学校の裏側の敷地に建てることになりました。
木々や雑草が生い茂る荒れ地となっていますが、広さは十分です。
ラオス支局長の親戚が経験豊富な工務店だったので安心して発注できました。
見積もりも図面の作成も、とても早く、仕事に安心感があります。
子ども達にも「学校を建て直して、幼稚園もつくるよ!」と説明。
子ども達が喜んでくれるのが何よりです。完成が今から待ち遠しいですね。