【ラオスの小学校建て直しと幼稚園を建設】2020.1~
ドンナクン小学校の建て直しと、CHANG幼稚園工事が進んでいます。
■活動報告②(2020年2月)
2019年にワットシーアンポン小学校の校長の紹介で、CHANGスクールになったドンナクン小学校。
屋根が腐ってしまい崩壊寸前の小学校を建て直し、同時に敷地内に幼稚園を建設する工事が進んでいます。
日本の資金で途上国に学校を建てるというのは、多くの団体でもやっていることです。
そしてよく聞くのが、「工事が予定通り進まない」とか、最悪の場合は「建設費用を持ち逃げされてしまった」とか。
そんなこともある中、ここの工事はラオス支局長の親戚の工務店が、期日を上回るスピードで進めてくれています。
更に一番ありがたいのが、校長先生がほぼ毎日のように工事の進展を写真で送ってくれることです。
設計の内容と費用にも合意し、いよいよ工事が始まりました。
幼稚園は新築となるので、先ずは小学校の裏の荒れ地を整備します。
建て直しの原因となっていたのが、雨やシロアリで腐ってしまった屋根。
この屋根を全て撤去し、今回は木製ではなく鉄筋で建築します。
屋根の改築だけでなく、全体の高さを上げることになり、壁も撤去。
ほぼ全壊に近い状態からの建築となりました。
幼稚園を建てる荒れ地もすっかりきれいになりました。
木々を伐採して雑草を取り払うと、とても広くて日当たりの良い敷地が現れました。
約3か月で完成される工事ですので、たくさんの職人さんが作業してくれました。
「子ども達を早く新しい教室で学ばせてあげたい」、この気持ちを皆が理解してくれています。
外壁工事が順調に進み、内装も始まってきました。
こうして見ると鉄筋が張り巡らされていて、頑丈な造りが分かります。
これは幼稚園の建物。少しずつ形になってきました。
事故もなく進んでいるという報告を受けて安心しています。
教室のタイル貼りも始まりました。とてもきれいです。
教室の壁も白く塗られています。
全体が見えてきました。幼稚園の建物には4教室できます。
これがどんな色に塗られるのか、とても楽しみです。
近所の工場を臨時教室として使っていた子ども達も戻ってきました。
この日は久しぶりに学校でお昼ご飯。間もなく完成、みんなワクワクしてます。